商学部長挨拶
同志社大学商学部
学部長 崔 容熏(チェ・ヨンフン)
商学部長を務めております崔 容熏(チェ・ヨンフン)と申します。樹徳会の皆様には、日頃より学部運営に多大なるご支援とご協力を賜り、教職員一同を代表して心より御礼申し上げます。南美樹理事長をはじめ、樹徳会の皆様からのご厚情は、私ども教職員にとって教育・研究活動を進めるうえで大きな励みとなっております。改めまして、深く感謝申し上げます。
商学部は2025年度に、902名の優秀な新入生を迎えることができました。去る4月22日にKBSホールで開催された新入生歓迎会には多くの新入生が集まり、これから始まる4年間への期待と夢を語り合う、活気あふれるひとときとなりました。当日は南理事長にもご臨席いただき、新入生一同に向けた熱い激励のお言葉と記念品までご提供いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
本年度、商学部は各分野の第一線で活躍されている優秀な先生方を新たにお迎えし、より強固な教育・研究体制を整えることができたと自負しております。4月には、横山斉理先生(流通・マーケティング)、伊藤正降先生(工業簿記)、廣瀬喜貴先生(監査論)の3名が着任されました。さらに9月には、経営学分野の若手研究者である柿沼英樹先生と中村文亮先生の2名が加わる予定です。研究生産性の高い若手教員の参画は、既存教員にとっても大きな刺激となり、互いに切磋琢磨できる新たな環境の創出が期待されます。
それぞれの教員が自らの専門分野で先端的な研究に取り組み、その成果を教育に還元することを通じて、社会と人類の発展に寄与する人材を育てていくことこそ、我々教職員に課された使命であると考えております。創立103年を迎える伝統ある同志社大学商学部の名に恥じぬよう、今後も日々精進してまいります、樹徳会の皆様には、引き続き温かく見守っていただければ幸いです。
商学部は近年、受験生からの関心も高く、一般入試の合格点数は学内の文系学部の中でも最上位の水準を維持しております。現在、学部内に委員会を設け、学部ホームページの全面刷新プロジェクトに取り組んでおり、今後は商学部のカリキュラムの魅力、学生の学びの姿、教員の研究成果などをより広く発信してまいります。受験生にとっても、大学選びの有益な手がかりとなるものと期待しております。
近年、大学を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。少子化の影響によって新入生確保に苦慮する大学も多く、またDXの進展や生成AIの普及などに伴い、教育・研究活動における倫理のあり方に関しても新たな基準が求めれています。加えて、国際的な大学間競争の激化のなかで、教育と研究の質の向上に対するプレッシャーも高まっています。とりわけ文系学部においては、大学での学びに代替しうるさまざまなプラットフォームやコンテンツが氾濫しており、大学そのものの存在意義が問われる時代に入っていると言っても過言ではありません。このような激動の時代にあって、私たちは「大学とは何か」「大学にしか果たせない価値とは何か」を改めて見つめ直す必要に迫られていると感じております。
本年は、同志社によって創立150周年という節目の年にあたります。これまで先人たちが築き上げてきた歴史とレガシーを大切に守りながらも、新たな時代の流れに取り残されないよう、不断の努力を続けることは容易ではありません。しかし、それでもなお、私たちは努力を重ねるしかないのだと思います。樹徳会の皆様に、いつまでも母校を誇りに思っていただけるよう、教職員一同、これからも質の高い教育・研究の実現に向けて全力で邁進してまいります。そのためには、皆様からの温かいご支援とともに、率直なご意見や叱咤激励が何よりの力となります。今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。結びに、樹徳会の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
略歴
1993年韓国外国語大学メディアコミュニケーション学部卒業
1996年京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了
1999年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了・博士(経済学)
1999年福井県立大学経済学部 専任講師
2003年福井県立大学経済学部 准教授
2008年同志社大学商学部 准教授
2010年同志社大学商学部 教授
2024年同志社大学商学部長・商学研究科長
同志社大学商学部教務主任、教務(入学)主任、教務(国際)主任、同志社大学国際センター所長、公益財団法人京都府国際センター理事などを歴任。日本商業学会副会長。講義では、流通論(学部)、マーケティング(大学院)などを担当。
歴代商学部長(敬省略)
初代
島本 英夫
2代
黒川 芳蔵
3代
原 猛雄
4代
吉川 秀造
5代
吉川 貫二
6代
徳永 清行
7代
長尾 義三
8代
岡村 正人
9代
竹林 庄太郎
10代
今井 俊一
11代
内川 菊義
12代
吉武 孝祐
13代
出石 邦保
14代
木地 節郎
15代
内田 勝敏
16代
安岡 重明
17代
栗栖 弘典
18代
前川 恭一
19代
杉江 雅彦
20代
斉藤 尚久
21代
正木 久司
22代
加藤 盛弘
23代
山根 学
24代
鵜飼 哲夫
25代
岡本 博公
26代
藤原 秀夫
27代
岡本 博公
28代
志賀 理
29代
植田 宏文
30代
今西 宏次
31代
上田 雅弘
32代
崔 容熏



